プロフィール

Master / 碧崎 翔

  • Author:Master / 碧崎 翔
  • 性別:♂
    職業:会社員
    趣味:読書(主にミステリ)
       音楽(聞く&演奏)
       インターネット
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
フリーエリア

ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | 【--------(--) --:--:--】 | Trackback(-) | Comments(-)
凛とした月光
今回ご紹介するのは『スパイラル~推理の絆~』シリーズの第3巻です。

小説 スパイラル~推理の絆~3 エリアス・ザウエルの人喰いピアノ
収録作:「エリアス・ザウエルの人喰いピアノ」「青ひげは死んだ」「カニの香りの悪魔」「ハイスクール・デイズ」

エリアス・ザウエルの人喰いピアノ
伝統ある名家,柚森(ゆずもり)家に伝わる1台のピアノ.そのピアノには持ち主に仇なす呪いがあるといわれていた.
ピアノの呪縛に蝕まれつつあった柚森家の令嬢,史緒(ふみお)の前に降り立った救いの天使
―それは「天使の指先」と誉れ高きピアニスト,鳴海歩だった.

『そのとき、なにがおこったのか?』


第3弾のタイトル作は人を喰うといわれたベヒシュタイン製のある古いピアノに纏わる怪奇やロマン溢れる物語を主軸に,その裏に隠された「真実」を明らかにするホワイダニット(なぜやったのか)形式の中篇ミステリとなっています.
このシリーズ,元が少年漫画ということもあってか「主人公に恋心を抱くヒロインたち」と「鈍感でそれに気づかない主人公」というお約束の構図が時折見られるのですが今作ではそれが最も顕著に描かれてます(私個人としてはアリなんですが).
(ちなみに作中で結崎ひよのが挙げるエピソードは漫画第3巻,第14話『信じぬ者の選択』に収録)
私はネット上で指摘されてるの見て知ったんですが,エピローグでの史緒の台詞…
彼女はドコでそんなこと覚えたんでしょう?歩の場合は清隆に「これぐらい覚えとくのが男の務めだ」とか何とか言って教え
込まれてそうですが(^^;



外伝 名探偵 鳴海清隆~小日向くるみの挑戦~ 青ひげは死んだ
『青ひげ』が『浴槽の花嫁』に――
迎えた妻が次々と変死する男がいた.3番目の妻が死んだ矢先,男は謎の空き箱を手にした溺死体で発見される.
不可解な死が示す,予想を超えた真相.それは…


外伝小説4話目のテーマは『童話』.保険金殺人疑惑の渦中にいた男の変死事件の謎に挑みます.
これも「殺人ロボの恐怖」同様,ミステリを多く読み込んでいる方なら憶えのありそうなアイディアですが読みなれてない方にはすごく新鮮だと思います.
ちなみに私は言われて気づいて涙をのみました(爆)…言われてみればすごいシンプルなんだけどなぁ
ただたった1点だけ,箱の底のメッセージはそうある必然性がないのに推理のためだけに
わざとらしく設定しているように見えてしまい非常に残念(^^;.

外伝 名探偵 鳴海清隆~小日向くるみの挑戦~ カニの香りの悪魔
都会の大邸宅で起きた1つの歪んだ変死事件.
それはある愛憎劇の果てに引き起こされた奇想天外にして複雑に絡んだ殺人だった.
神の気紛れか悪魔の微笑みか…誰もが予想だにしなかった方法を用いて被害者を死に追いやった犯人は一体誰?



いや,ここまでぶっ飛んだ設定されると逆にせいせいします…ってか清隆の少年漫画的完璧超人ぶりが一番発揮される作品です.
もし現実にこんな事件があったら科捜研が本気で悩みそう(笑)
といっても今作で推理するのはハウダニット(どうやってやったか)ではなくフーダニット(誰がやったか).
彼らは複雑に絡んだ殺人から1本の真実を解きだす事ができるのでしょうか?

外伝 名探偵 鳴海清隆~小日向くるみの挑戦~ ハイスクール・デイズ
くるみと共に捜査一課に現れた一人の女性.彼女は若き日の鳴海清隆の同級生だという.
鳴海清隆の超然たる過去に触れ唖然とするまどかとくるみ.
そして今,鳴海清隆最初の事件が明らかになる.


くるみの担任である八島いずみにより語られる清隆の高校時代の話です.
漫画に出てくる2枚目キャラってのは概してものすごい能力者だったり超人的だったりするものですが,勉強もスポーツも優秀で見目麗しい容姿を持つピアノ界の神話的プレイヤーで自校の生徒はもちろん他校の生徒に教師陣,果ては世界中の老若男女を虜にしたって言われても….
まぁこの物語世界でそこはつっこんじゃいけないんですが(^^;
ミステリとしてはちょっと意表を突かれる短編ミステリに仕上がっています…最後まで油断は禁物ですよ

スポンサーサイト
書評 | 【2007-06-11(Mon) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。